整形外科

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骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について

骨粗鬆症は、骨の量が減少し、骨が脆くなり、骨折しやすくなった病態のことを言います。
原因には遺伝や内科的疾患に伴うものもありますが、加齢や閉経が原因で骨量が減ることがほとんどです。
骨の強度が弱くなり、そのためわずかな衝撃でも骨折をしやすくなりますが、ほとんどの患者様が骨折するまでご自身が骨粗鬆症であることに気づいていません。


骨折してからでは、寝たきりになったり、行動範囲が狭くなり身体も弱っていってしまう可能性がありますので、積極的に検査を受け治療することで、予防することが大切です。

当院では、婦人科と連携しながらホルモン補充療法による治療も可能です。

治療方法

◆ お薬による治療

骨粗鬆症は生活習慣病とも言われ、食事療法や運動療法も予防には欠かせませんが、まずはお薬での治療が中心となります。
 

腸管からのカルシウムの吸収を促進し、体内のカルシウム量を増やすお薬や、骨の形成を促進するお薬や、骨吸収を抑制するお薬などが処方されます。また、更年期や閉経後骨粗鬆症の方にはHRT(ホルモン補充療法)で骨塩量の低下を防ぎます。


◆ 食事療法

カルシウム・ビタミンD・ビタミンKなど骨に必要不可欠な栄養素をなるべく採りましょう。他にマグネシウム、ビタミンC、ビタミンBなども必要な栄養素です。


カルシウムの1日の摂取目標量は800mg以上です。牛乳100gでカルシウム約100mgなので、乳製品が苦手な人は、豆腐や納豆などの大豆製品にもたくさん含まれているので、それらをバランス良く摂るようにしましょう。


◆ 運動療法

運動をすることで、骨密度の低下を防ぐことができます。
また筋力がつきバランスがよくなり転倒を防ぐことで、骨折のリスクが減ります。
運動が苦手な方は、いつもより多く歩くことを心がけ、なるべく階段を使用するなど、日常生活の中で運動量を増やすことを心がけましょう。


また、日光に当たることによって皮膚でビタミンDが作られます。ビタミンDは食物として摂取するほかに、体の中でもつくられるビタミンなのです。カルシウムはビタミンDと一緒に摂って、初めて吸収率を高めることができます。日光の浴びすぎもよくありませんが、適度な日光浴で必要な紫外線を浴びることも骨粗鬆症の治療に効果的です。